念願の大衆居酒屋で過ごした極楽時間

呑兵衛にとって美味しいつまみとお酒を楽しむことができる場は、幸せを通りこして極楽といっても過言ではないのではないでしょうか。私も日々アルコールのある人生を極めたいと思う人間の一人のため、「酒と料理」について書かれたエッセイ、随筆などありとあらゆる書籍を読んできました。特にエッセイはアルコール好きならではの逸話が盛りだくさんのため共感できることも多く、手にすることも多いものです。つい最近も散歩と飲み屋をこよなく愛する歌人のお気に入りの店を紹介した本を読んだばかりでした。完読した後に私もこの本に掲載されているようなお店に行きたいと心から思ったものです。そんなある日、願っていた夢が実現しました。
それは一ヶ月程前の週末の夜に知人に連れられていった店が、その本に書かれているような赤提灯な店だったからです。魚介類から鍋、揚げ物などおつまみはどれも優しいお値段で味も確かなものばかりでした。またアルコール類も焼酎や日本酒、果物を使ったものなどありとあらゆる種類が勢ぞろいしていました。ワクワクする気持ちが止められずここぞとばかりに張り切って飲んで食べた楽しい夜でした。そしてこの夜、「美味し料理とお酒と素敵な仲間」が揃ったことにとても感謝したものです。これからもこうした時間を楽しむためにも、日頃から書籍を読み研究してゆこうと思いました。

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あんぱんの魅力にとりつかれて

忙しい一日を過ごし午後8時を回った位に家から近い駅に辿り着きました。疲れ過ぎたこともあり、あまりお腹は空いていませんでしたが、何か胃に入れたいと思っていました。家までの道すがら、商店はどこもシャッターを下ろしていましたが、一軒明かりがついているお店を見つけました。それは私のお気に入りのベーカリーショップでした。朝は早くから夜は遅くまで店を開けて美味しいものを提供してくれる心強い味方でもあります。
その日の軒先には調理パンなどを詰めた袋が売られていました。サンドウィッチやクロワッサン、ドーナツなど色々なもの入った袋がたくさん並べられ、選ぶことも楽しいと感じさせてくれる時間でした。その中からオーソドックスなアンパンが入ったものを選びました。
なぜその時この袋を選んだかというと、以前雑誌の特集で読んだアンパンが入っていたからです。その記事には老舗ベーカリーでのこだわりなどの調理方法などが特集されており、読んでいるだけでもよだれが垂れてしまうほどでした。また歴史ある食べ物ということもあり、奥が深いエピソードがたくさん秘められていると感じたものです。
家に到着して、翌朝のご飯用にと心を決めていたアンパンを思わず一口かじってみたところ、やめられなくなり完食してしまいました。美味しいものは口に入れたら途中で止めることが出来ないものなのだと改めて実感した夜でした。
何気ない日常にある美味しいものは、心を満たしてくれるものです。この日もあんこがずっしりつまった美味しいものを食べたことで、どこか心がほっこりしたものです。そんな庶民的な食べ物は私の心と体を満たしてくれる源だと感じています。

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シニカルとユーモアが共存する小説を楽しむ

私には以前から愛して止まない男性作家がおります。日本文学に名を刻む物語をたくさん書いている方で、お札の絵柄にもなったことがある人です。今まで読んできた作品には独自の目線で世の中を風刺したものが多く、そこにはユーモアとシニカルが共存しています。どちらかというとブラックユーモアな印象が強いものも多いのですが、ポジティブに描かれているので完読するとちょっとしたさわやかさを味わうことができます。
なかでも愛媛で教師をする主人公が登場する小説は特に面白くて、何度も読み返したほどでした。主人公は同僚たちにあだ名をつけており、そのネーミングが特徴を捉えすぎていて含み笑いをしてしまうほどです。私達も日常生活でたくさんの出会いがあり、その中には個性的でいい味を出している方々も多いと思います。そのためコッソリと心の中でセカンドネームをつけてしまうこともあるでしょう。この作品を身近に面白く感じるのは、そんな人間の心理をよく捉えているからかもしれません。また終わり方が実に潔いのも素敵です。そこには生きていく上で得ておきたい身の振り方もしっかり描かれているように感じます。
小説とは物語を楽しむことは基より、書き手の考えや価値観を共有することができるところもまた魅力だと感じます。この小説家の作品には現代社会でも共感できる考え方がたくさん詰まっています。電車での移動時間や喫茶店でコーヒーを飲む時、ユーモア溢れる小説を読むことは今を生きる私達にとって、息抜きとストレス解消にもなるのではないかと思います。

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いつも心に美意識を

友達とお酒を飲んでいた時のこと、美意識についての話題があがりました。それは高いモチベーションを保ち続けたいものの一つだと感じます。なぜならば品格やお行儀、マナーなど幾つもの要素が兼ね備えられているからです。またそれは性格にも大きく影響してくるように思えるからです。
以前友達から借りた「アンチエイジング」について書かれた本には、とても興味深いことが書かれていました。それには「肌に悪いこと」が列挙されており、過剰に摂取するタバコやお酒などの嗜好品から始まり、嫉みや恨みといった心理状態までもが記されていました。「嫉み」や「恨み」は誰しも抱えているものであり、操り方を間違えてしまうと他人を傷つける要因にもなります。しかしながら上手に操ることによって自らを飛躍するための素材にもなるのです。そのためには美意識を持ちモチベーションを上手にコントロールすることが大切なのではないでしょうか。
生まれ持った容姿を変えることは難しいかもしれませんが、モチベーションを高くもつことで人格や他人との接し方は幾らでも変えることができます。そしてそれを知り実践できることこそが、本当の美しい人になれるのかもしれません。本やお酒を飲む場での会話から学ぶこうした知恵をこれからも大切にしてゆきたいと思います。

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ふとした時にキャッチしたとびっきりの情報

電車に乗っている時どんなことをしているかと聞かれたら、「読書をしています」と答えます。とはいえ周囲を見回して人間観察をすることや、中吊り広告などを眺めることも多いものです。
先日二駅ほど移動するために電車に乗った時のこと、ある広告を目にしました。そこには兼ねてからファンである男性作家の長編小説が発売されたことが書かれていました。どうやらこの作品は上下巻に渡り書かれたものらしく、インパクトのある紹介文は脳裏に焼き付いています。この作家を知ったのは、かれこれ十数年も前のこと。あの当時読んだ作品は、男女が公園で出会い言葉を交わしながら進むストーリーでとてもシンプルながらにも、お互いの会話から登場人物の置かれている状況を読み取るものでした。淡々と進みながらも都会で暮らす男女の生き方が刻銘に残る物語は、今思い出してもよい作品だと感じます。これを機にこの小説家のファンになりたくさんの長編小説を読んできました。そして新作の情報を知り、また彼の世界観に没頭できる時間を過ごすことができることを嬉しく思います。
どこにいてもどんなことをしていても、何気なく目にしたものや友達との会話の中にとびっきりの情報はひそんでいるものです。そして不意に入ってくる情報こそが、特ダネだったりするものです。だからこそいつでもアンテナを張って面白そうなものをどんどんキャッチしてゆきたいものです。

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アフリカフェスタで出会ったとっておきの本

本棚を整理していた日のこと、一冊のレシピ本を見つけました。この書籍は今から数年前に訪れたアフリカンフェスタで購入しました。アフリカのことをもっと知ることを目的に開催されているお祭りで、会場にはハンドメイドの雑貨や食べ物を提供する屋台が並びます。民間団体やボランティア団体などが手掛けるブースもあり、このお祭りに立ち寄ればアフリカをとても身近に感じることができます。
私が訪れた時は日差しがまぶしくなりつつある初夏でした。フードコートで買ったビールを片手に様々なブースを観て回ったことを覚えています。そしてハンドメイドアクセサリーのお店に寄った時に、この作品を購入しました。調理方法を紹介する文章もイラストも全て手書きでとても丁寧に書かれていたことや日本で手に入る食材で作る方法を紹介していたこともあり、とてもよい書籍に巡り合えたと嬉しく思ったものです。
その後、家でゴロゴロしながら本を眺めることはありましたが実際に作るところまで至らず、そのまま棚に保管されたまま今に至ります。宝の持ち腐れのようで非常にもったいないことをしてしまったと少々後悔しています。これを機に早速アフリカ料理にトライしようと意気込んでおります。

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朝への希望を与えてくれる小説

毎日当たり前のように朝は訪れます。生きている私達にとってそれは新しいスタートとなり、昨日とは違う気持ちと考えと供に一日が始まるのです。それは人との出会いや自分の経験、見たもの聞いたことにより、価値観や物の見方はどんどん変化してゆくからです。
今から何年も前に読んだ記憶に残る小説があります。十代の少女が一晩、繁華街で過ごし、そこでの人々との出会いを胸に家路に着き朝を迎える物語です。少女の気持ちを冷静かつ繊細に描いており、淡々とした中にある情熱が胸に残る素晴らしい作品でした。
時々朝が来るとふとこの小説を思い出すことがあります。10代の少女にとって一晩の家出はとても勇気がいることですし危険が伴うものです。しかしながらこの夜の出来事は年を重ねても忘れないだろうと感じます。それは普段出会うことの出来ない人との出会いをしたことがよき人生の糧になったと思うからです。そして家路に着く時に見た大地を照らしながらゆっくりと昇る太陽は、主人公の胸の中に存在し続けるだろう宝物だと感じました。
もし一日の始まりが憂鬱であったり、今の生活に満足できない時があるならこの小説をまた読み返そうと思います。新しい朝は必ずやってくることを思い描くことで、明るい未来を想像することができるからです。

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美味しいパン屋で味わうささやかな幸せ

本屋さんを訪れる時、何を買おうか迷った場合には必ずこの作家の書籍を買うとなんとなく決めている女性小説家がいます。この方の小説は遠い世界を彷徨っているような感覚を味わうことができ、かつ人の心の中にある悩みや不安、喜びなどが表現されています。そのため読んでいるとどこか心地よく感じることも多いものです。
先日、ブックストアを訪れた時にこの作家のエッセイを購入しました。サラリーマンの夫との結婚生活や日々のライフスタイルが描かれており、読み心地が良くてほんわかとしながらもピリッとしたスパイスが効いているところに共感が持てます。
このエッセイの中には夫を送り出した後に一人で美味しいパン屋へ行き、コーヒーを飲みながら朝ごはんを食べることについて書かれていました。通勤、通学する人々が乗車するバスに乗り、お目当てのお店へ向かうそうです。私も平日の朝にこれから仕事に行く人達がひしめく乗り物に乗り、美味しい朝食を食べに行きたいという衝動に駆られることがあります。清水の舞台から飛び降りるほどの覚悟を決めなくても出来ることですが、家でゆっくりしたいという気持ちもあり、機会があってもなかなかできないものです。しかしながらこんな行動が出来たらちょっとした幸せと心のゆとりを手にすることが出来そうです。
この女性小説家の本がいつしか私の生活から切っても切り離せなくなった理由には、こうした洗練された小さな幸福を味わうライフスタイルがあるからなのだと感じます。私もいつか美味しいパン屋さんで彼女の小説を読みながらちょっとリッチな朝時間を過ごしてみたいものです。

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エレガンスに生きるためのテキスト

同性の目線から見ても美しくて優雅な人がいます。こうした女の人は男性からも一目置かれており、飾らず自然体なキャラクターの持ち主が多い気がします。
私がライフスタイルのテキストとして大切にしている書籍に、独自のセンスと優雅さを持った女性の対談集があります。この対談集の主役はミュージシャンとして活躍しており、パリジェンヌのような佇まいから「エレガント」という言葉がぴったりな人です。
初めて彼女が参加する音楽ユニットを知ったのは私が中学生の頃でした。当時人気を博したテレビ番組の主題歌を歌っており、その曲はとても耳に残るサウンドでした。このユニットは中学生から見てもとてもおしゃれでセンスがよかったことを昨日のように覚えています。
私のテキストであるこの本は、様々な分野で活躍する女性達との対談集になっています。占い師からスタイリストなど多彩な顔触れはとても豪華で、内容も興味深く面白いものばかりです。この本はまさに「類は供を呼ぶ」という言葉を形にしたような作品だと感じられます。このような作品出会えたことを喜ばしく思うと供に、自分自身も憧れの存在に少しでも近づけたらと感じています。これからもこの書籍を時折読み返しながら、堅く成り過ぎないエレガントさを身に着けてゆきたいものです。

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世界の文化を発信する本から暮らすことを学ぶ

日本の奥ゆかしい文化も好きですが海外のおしゃれでポップな文化にも興味があります。そんな私の心を満たしてくれるアイテムに、インテリアや雑貨、ファッションなどを紹介している書籍があります。ここ最近はこうしたジャンルの作品が増えており、本屋さんに足を運ぶと新しい作品に出会えることが嬉しい限りです。ガイドブックのようにイラストや写真でお店や観光地を紹介しているものはまだ訪れたことのないその街について思いを巡らせることができ、想像力が膨らみます。また、インテリアや住まいについて書かれた本は、生活を充実させておしゃれにするための参考書としても使えるのでかなり重宝しています。
昨日近所の本屋さんで、パリの子供部屋が紹介されている書籍を見つけました。色使いも鮮やかだったため、すぐさま手に取りページを開いてみました。可愛らしいインテリアのオンパレードでテンションが上がり思わずワクワクしてしまいました。こんな部屋で暮らすことが出来たら素敵な毎日が送れるのではないかと思ったほどです。
服装やインテリアなどに少しスパイスを加えることで、モチベーションは幾らでも変わるものです。そんな心境の変化は女性らしさをアップさせ、生き生きとした表情にさせてくれるものです。これからも世界中から発信されるこうした情報をインプットしていけたらいいなと感じています。

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